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2025.07.11

さくら不動産グループ 事業報告会を行いました

2025年5月20日(水)、長野県松本市のホテルブエナビスタにて、さくら不動産グループの事業報告会を行いました。

事業報告会 会場の様子

白馬駅前の再開発や松本支店の設立、当グループの農業・飲食業を担う「さくらファーム」の新設など、近年のさくら不動産は特に大きな挑戦を続けています。この度、新たに8名の社員を迎えたこともあり、さくら不動産の考えや活動をグループ全体で今一度共有するために本会を開催しました。

取引先である金融機関や顧問弁護士の先生方もお招きし、さくら不動産の姿勢を社外関係者の皆さまにも表明する機会となりました。

各事業所の活動報告

はじめにグループ全体の営業成績が共有され、さくら不動産各店ならびにグループ会社である「The Hakuba Company」、「Hakuba Three Peaks」、「さくらファーム」の活動報告が行われました。

今年6月に新規オープンする松本支店は、松本市の現状を整理したうえで、どのように地域に根差した活動を始めていくかといった意気込みを共有。さくら不動産がかねてより目指していた松本への進出を目前にし、会場でも期待の高まりが感じられました。

質疑応答に盛り上がる会場。ときに会長・代表からの鋭い質問も上がり、笑顔が飛び交いつつも、これからの活動に向けて一同の気が引き締まる場面がみられました。

質疑応答の様子

橋本代表からのメッセージ

各事業所の活動報告を終え、さくら不動産の橋本旅人代表よりスタッフ一同に向けてのメッセージが語られました。

さくら不動産 橋本旅人代表

代表 橋本旅人より:
まずは、こんなにも皆さんに活躍していただいていることに大変感謝しております。
皆さんと一緒に働けることは、僕にとってすごく幸せなことです。これまでいろんなチャレンジをしてこられたのも、仲間に恵まれたからだと感じています。

さくら不動産では現在、白馬駅前の再開発や松本支店の設立など、いろんなプロジェクトを進めています。この度、グループとして新たに8名の社員さんに入っていただいたこともあり、さくら不動産の考えや活動を改めて共有する機会をつくりました。これを機に、今後も皆さんと同じ方向を向きながら進んでいけたらいいなと思います。

私たちの事業は、コアである不動産業をはじめ、宿泊業、飲食業、農業にまでわたります。これらの4事業を展開していることで、例えば休耕地の再生を手がけられるなど、地域に貢献しやすい体制をもっています。コアである不動産業では、白馬から安曇野、そして新たに松本を加えた大糸線沿線の一帯に拠点を構えています。各拠点で横の連携を大切にしながら、今後もエリア一帯の地域貢献をしていきたいと考えています。

不動産業に強みをもつさくら不動産グループですが、その強みの最大の理由は、圧倒的にやる気に満ちているスタッフの存在にあります。一人ひとりが専門性と自主性をもちながら挑戦し続けていることを、非常に心強く思っています。

さて、さくら不動産グループは、「地域の経済は地域で回す」——つまり、地域で稼がせていただいたお金は必ず地域に再投資していこうという考えを代々強くもっています。我々の利益が地域の活性化につながる、というふうに、ぜひ皆さんも考えていただきたい。
8人の新しい仲間も含め、皆で力を合わせて長野県を代表する不動産会社のグループを目指してまいりたいと思いますので、ついてきていただけるとありがたく思います。

代表からのメッセージに、さくら不動産の理念である「地域に根差し未来を創る」という思いを、スタッフ一人ひとりが改めて心に刻みました。

新取締役の就任挨拶

続いて人事発表があり、さくら不動産の取締役として松本顕将と水越直美の2名が就任しました。さくら不動産の始まりから42年目にして、橋本旅人代表を除いては初めての役員就任となります。
松本、水越はともに、長年にわたり白馬本店でさくら不動産を支え続けてきた存在です。それぞれより就任の挨拶がありました。

さくら不動産役員 松本顕将氏

取締役 松本顕将より:
私はかつてニュージーランドで働いていたのですが、1本の電話をきっかけにさくら不動産へ誘っていただき、白馬に来てからあっという間に18年が経ちました。「地域活動なら何でもやる」という姿勢で取り組み続け、今、白馬で働けることの楽しさをさらに実感しているところです。インバウンド需要の動きなど、これからもどんどん時代は変わっていきますが、白馬で暮らす楽しみをもっと人々に伝えることができたらと思っております。今後もいろいろと頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

さくら不動産役員 水越直美氏

取締役 水越直美より:
私は2003年に事務のパートとして入社して依頼、賃貸管理業務を中心に23年間勤務してまいりました。当初のさくら不動産は会長夫妻と私の3名だけでしたが、本社、支店、グループ会社と仲間がたくさん増えました。このように大きく成長した会社の経営に携われるということで、大変気が引き締まる思いです。さくら不動産で働き続けるなかで、「人と人とのつながりを大切にしなくては」という思いを強くしてきました。地域の協力業者やお客様、皆さんと信頼関係を築き上げてこそ会社は成り立つと思います。一人の力では何もできませんので、これからも皆さんと力を合わせていけるよう、よろしくお願いいたします。

新支店長の就任挨拶

大町支店と松本支店の新支店長も発表され、太谷竜樹と武居祐輔がそれぞれ就任しました。

さくら不動産大町支店長 太谷竜樹

大町支店長 太谷竜樹より:
社長との出会いは、私が社長の娘さんのクロスカントリースキーのコーチをしていたことがきっかけでした。そこからの付き合いで3年前にさくら不動産へのお誘いを受け、入社して今に至ります。白馬をはじめ周辺地域と協力しながら、大町エリアも大町支店も発展させていけたらと考えておりますので、皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いします。

さくら不動産松本支店長 武居祐輔

松本支店長 武居祐輔より:
今回、支店長として松本支店の立ち上げに携われることを非常に嬉しく思っている反面、非常にプレッシャーも感じております。現時点では本店・各支店の背中を追いかけていくことしかできないと思っていますが、いずれは成長して、皆さんと切磋琢磨し、肩を並べられるような存在に必ずなります。まだ至らない点も多いですが、何卒よろしくお願いいたします。

顧問弁護士 神戸美佳先生ご講演

特別講演として、顧問弁護士の神戸美佳先生より、企業に求められるコンプライアンスと不動産取引における法的リスクについてお話しいただきました。スタッフ一同、気を引き締めて臨み、日頃の業務に関わる法的リスクについて知見を深めました。

さくら不動産顧問弁護士 神戸美佳先生

懇親会

報告会の終了後は、ブエナビスタのレストランフロアで懇親会を開催。
会長の乾杯挨拶にはじまり、各々が話に花を咲かせながら、事業所や役職、社内外の垣根を越えて交流を深めました。

さくら不動産会長 橋本幸雄

会の終盤には、新たに入社した8名のスタッフたちより挨拶がありました。
さくら不動産グループの一員として働く意気込みが一人ひとりから語られ、ベテランのスタッフたちも志を新たにする思いで聞き入りました。

おわりに

本会を通して、スタッフ一人ひとりがさくら不動産で働くことを誇りに感じるとともに、今後の活動に対する期待と意気込みが高まりました。
これからも「地域に根差し未来を創る」べく一同励んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

さくら不動産グループ 集合写真